日系カナダ人独り言ブログ

当ブログはトロント在住、日系一世カナダ人サミー・山田(48)おっさんの「独り言」です。まさに「個人日記」。1968年11月16日東京都目黒区出身(A型)・在北米30年の日系カナダ人(Canadian Citizen)・University of Toronto Woodsworth College BA History & East Asian Studies Major トロント在住(職業記者・医療関連・副職画家)・Toronto Ontario「団体」「宗教」「党派」一切無関係・「政治的」意図皆無=「事実関係」特定の「考え」が’正しい’あるいは一方だけが’間違ってる’いう気は毛頭なし。「知って」それぞれ「考えて」いただれれば本望(^_-☆Everybody!! Let's 'Ponder' or 'Contemplate' On va vous re?-chercher!Internationale!!「世界人類みな兄弟」「平和祈願」「友好共存」「戦争反対」「☆Against Racism☆」「☆Gender Equality☆」&ノーモア「ヘイト」(怨恨、涙、怒りや敵意しか生まない)Thank you very much for everything!! Ma Cher Minasan, Merci Beaucoup et Bonne Chance 

《貧困なるザ「我が国」精神》泡沫世代데카당스(Décadence)퇴폐파(頹廢派)Генерация пузыря버블 세대『短編ルポ集』Satoshi Kamata鎌田 慧/Katsuichi Honda本多 勝一②


*Françaisフランス語⇒Arrow Duck矢ガモ (ou canard) est un nom commun pour un pilet tiré avec une flèche d'arbalète, qui a été découvert le 22 janvier 1993 dans la rivière Shakujii à Tokyo . Après avoir fait des allers-retours entre la rivière Shakujii et l'étang Shinobazu avec la flèche coincée, il a été protégé au zoo d'Ueno le 12 février, le mois suivant, et a été relâché avec la flèche retirée. On en parlait parce qu'il était douloureux de rester en vie avec une flèche plantée dedans, et on disait que c'était un symbole du bien-être animal , et c'est devenu un sujet brûlant dans de nombreux médias. Cependant, d'un autre côté, le nombre de badauds a augmenté rapidement jusqu'à ce qu'il soit protégé, et la surchauffe de la presse a été considérée comme un problème, et c'est devenu un problème social au Japon.

*『アニマ』は、日本の月刊誌。「自然史」をテーマとして扱っていた。発売元は平凡社。1973年(昭和48年)に創刊Deutschドイツ語⇒„ Anima “ ist ein monatlich erscheinendes Magazin in Japan . Das Thema war „ Naturgeschichte “. Herausgegeben von Heibonsha . Erstveröffentlichung 1973 ( Showa 48).

               ”矢ガモ”と『アニマ』休刊の関係        本多勝一
悪質ないたずらで矢を射こまれたオナガガモが、矢の貫通したままの体で東京周辺を移動している姿、それが関心あるいは感動を呼んで、マスコミに連日とりあげられ、かつそれを見ようとする黒山(?)の人だかりも報ぜられた。
*オナガガモ고방오리(尾長鴨、学名:Anas acuta)は、カモ目カモ科カモ亜科マガモ属に分類される鳥類の一種である。北半球に広く分布する大型のカモで、名前通りオスの尾羽が長いのが特徴であるМакедонскиマケドニア語⇒Патката ластовичарка(Anas acuta) е широко распространета патка која се размножува во северните подрачја на Европа, Азија и Северна Америка.
こういう現象は、決して「悪いこと」ではない。しかし本質を見誤っていることもまた事実であろう。他方でゴルフ場などによる巨大・広大・無惨・酷薄な自然破壊によって無数の鳥たちが生活の場を失い、ほろぼされつつある事実への鈍感・無神経。想像力の欠如。・・・
そんなことを思っていたとき、鳥や魚も含めて動物の生態を主とする博物雑誌『アニマ』(月刊誌・平凡社)が休刊(実質廃刊)になるという知らせをうけた。創刊20周年になる今春の4月号で終りにするそうだ。要するに赤字で続行不能になった、という専ら経営上の理由である。
『アニマ』さえも・・・と、これはかなり意外であり、ショックでもあった。定期購読はしなくても見たことのある人は多いであろう。貴重な生態写真が多いだけでなく、内容が高度でありながら一般性のある啓蒙雑誌だった。自然史を扱う一般誌として日本でほとんど唯一といえよう。自然保全・環境問題への関心が深まる一方の現代。この雑誌は上向きのハズに思われるのに、なぜだろうか。いまこの『アニマ』を”絶滅”から救え、とばかりに続刊運動として「アニマを発展させる会」を発足させた人々がいる<注1>。
矢を貫通されたオナガガモー矢ガモに関心を寄せても、カモが生きる場の破壊には無関心な風土は、こういうところにも現われているのであろう。『アニマ』休刊には、いろいろ考えさせられることが多い。
たとえば「釧路湿原」である。北海道東部にひろがる日本最大のこの湿原は、さきに国立公園に指定され、その貴重な生態系が国によって手厚く保護されているかにみえる。今年の6月には釧路湿原を背景とする釧路市で、湿原保護を目的とする「ラムサール条約」の国際会議も開かれる。

*Cebuanoセブアノ(ビサヤ)語⇒Kalapukan ang Kushiro Shitsugen釧路湿原 sa Hapon.[1] Nahimutang ni sa prepektura sa Hokkaidō, sa amihanan-sidlakang bahin sa nasod, 900 km sa amihanan-sidlakan sa Tokyo ang ulohan sa nasod.
*Русскийロシア語⇒Рамсарская конвенция, или Конвенция о водно-болотных угодьях (англ. Convention on Wetlands), полноеназвание람사르 협약(영어: Ramsar Convention): Конвенция о водно-болотных угодьях, имеющих международное значение главным образом в качестве местообитаний водоплавающих птиц (англ. The Convention on Wetlands of International Importance, especially as Waterfowl Habitat), была принята 2 февраля 1971 года в г. Рамсар (Иран).

だがこの釧路湿原たるや、保護の実態はまことに寒々とした状況にあるのだ。国立公園指定区域のなかで、本当に厳正な保全の対象となるべき「特別保護地区」は、湿原そのものだけ、しかもその何割かが除外された面積を占めるにすぎない。湿原の生態を保っているのは、もちろんそこにある水である。水は周辺からの川によって供給され、それらの川は広い水源地帯の山林によってこそ成立する。つまり湿原を守るには、その母体ともいうべき水源地帯を守らなければ無意味だ。ところが実態はどうか。
湿原の特別保護地区に深く突きだしている宮島岬は、すでに悪名高い「コクド」によって買い占められた。ゴルフ場やスキー場の開発で全国の貴重な生態系を破壊しつづけている観光資本である。また水源地帯の保水能力の高い自然林は皆伐で丸坊主にされ、保水能力の低いカラマツなどの純林で人工林に改悪された。それどころか、水源地帯には十三、四ヶ所もにゴルフ場が建設(または計画)され、湿原の水源が汚染されている。
*Deutschドイツ語⇒Kokudo Co. , Ltd株式会社コクド. ist ein Immobilienunternehmen der ehemaligen Seibu Railway Group . Ehemalige Muttergesellschaft der Seibu Railway . Der alte Firmenname war Kokudo Planning Co. , Ltd国土計画株式会社. Der Hauptsitz befand sich vor Jingumae , Shibuya-ku , Tokio ( vor dem Bahnhof Harajuku ).
①Українськаウクライナ語⇒Поле для гольфу 골프장Golf courseゴルフ場— спортивна споруда, призначена для гри в гольф②Portuguêsポルトガル語→Clube de campo (em inglês country clubカントリークラブ) é um clube privado que oferece uma variedade de facilidades esportivas e recreacionais, normalmente localizado nas redondezas de uma cidade ou em áreas rurais③A ski resortスキー場 is a resort developed for skiing, snowboarding, and other winter sports④Esperantoエスペラント語⇒Forsto人工林 estas kulturarbaro metode mastrumata por ekonomiaj celoj . En Eŭropo hodiaŭ la plej granda parto de la arbaroj estas forstoj.
こんなことが「合法的」に許される日本のかなしい環境関係省庁・自治体の弱さ。・・・結局はこれも、そんな「弱い官庁」のままで放置しておく日本人の意識の低さとか、政・官・財の癒着にマスコミまでが加わった丸ごと癒着の社会に根源が求められてゆくことになるのであろう。そういった根源が、矢ガモへの過大な関心と『アニマ』休刊といった現象にもつながってゆく。

全く別の例をいえば、林野庁の審議会に加わって御用記者をつとめていた『朝日新聞』の大谷健・経済部編集委員(日本記者クラブ賞受賞)は、動物愛護と自然保護の違いさえ区別がつかず、知床の環境保全とイヌ・ネコをかわいがることを一緒くたにしているのだった。
*Ken Otani大谷健 Born in Osaka in 1930. He graduated from Osaka University of Commerce (currently Osaka City University). He joined Asahi Shimbun in 1952. After working as Deputy General Manager of Economic Departments at Tokyo Headquarters and Nagoya Headquarters, he is an editorial board member of Tokyo Headquarters (in charge of economic issues). He won the 1987 Japan National Press Club Award. He continued his writing activities in 1990 after he left the company. Died in September 2014.
*Українськаウクライナ語⇒Національний парк Сіретоко англ. Shiretoko National Park, (яп. 知床国立公園시레토코 국립공원) — національний парк, розташований на острові Хоккайдо (Японія). Займає більшу частину півострова Сіретоко. Назва «Сіретоко» походить з мови айну й означає «місце, де виступає земля».
前述の「アニマを発展させる会」は、具体的行動として「一万部の定期購読申し込み運動」を呼びかけている。一方でマンガ雑誌が100万部のケタで売れるとき(決してマンガを全的に軽視するのではない。私もマンガを読むばかりか自分でも描く)、一万部はあまりにささやかだが、日本ではそれさえも楽観できぬのか。私も同志らとともに硬派の新週刊誌『週刊金曜日』創刊をめざして準備中だが<注2>、これも三万五千の講読予約が集まらなければ創刊をあきらめざるをえないだろう。(『サンデー毎日』1993年3月7日)
<注1>「アニマー会」の連絡先は東京都千代田区2番町1、番町ハイム601(ボルボック」内(03-3265-0044)
<注2>予約数はさいわい突破して五万部近くなったので創刊にいたったが、一年間の定期購読者が大部分のため、創刊一周年にさいして更新する人が半減すれば危機に陥る状況にまだあり、楽観はできない。予約申し込み先は次の場所
東京都千代田区神田錦町2-2、錦信第一ビル『週刊金曜日』(03-3296-0081FAX03-3296-0082)

A collection of essays by Satoshi Kamata, such as JR  
どうしようもないような、キタない話に満ち満ちた、この国。国鉄が大資本の餌食になり、豊かな土地は不毛なリゾート地になり、海には核処理施設がたてられた。いったい日本はどこへいこうとしているのだろうか。
日々の暮らしのなかで忘れてしまいそうな誇りと勇気をしっかり握りしめるために、軽快に、力強く歩いた筆者がもぎとった、43の時代の断片。

This country is full of stories that can't be helped. The national railway became a prey to large capital, the rich land became a barren resort, and a nuclear processing facility was built in the sea. Where on earth is Japan going?
A fragment of the 43rd era, taken by the author who walked lightly and powerfully in order to firmly grasp the pride and courage that he might forget in his daily life.

Azərbaycancaアゼルバイジャン語⇒Tokionun xüsusi rayonları (東京特別 区 tokubetsu-ku?) – Yaponiyanın paytaxtı Tokionun şərqində yerləşən və nüvəsini təşkil edən 23 rayon. Rayonlar 1943-ci ildə ləğv edilən köhnə Tokio şəhərinin olan sahəsini əhatə edir. Yapon dilində 23 rayon (23 区 nicüsan-ku) olaraq bilinir.

                                                                  悲しき東京            
「東京開発ブーム」である。
本屋の店先には、「東京」をタイトルにしたものが氾濫している。『東京はこう変わる』『これから10年驚くべき東京新図式』『東京の侵略』エトセトラ。
かつての「列島改造ブーム」をつくりだした土建、不動産、銀行、証券、保険など大資本が、東京をターゲットにしたのだが、このところの「東京再開発ブーム」なのだが、秋元秀雄の『図説これからの日本再開発地図』などは、東京ばかりか、またぞろ「日本」の再開発をアジっている。
「街が変る!人が変る!価値観も変る!」「人が動く、カネが動く、モノが動く」
これが新拝金教のスローガンである。
*拝金主義(はいきんしゅぎ배금주의、英:money worship)とは、金銭を無上のものとして崇拝すること。拝金主義者を揶揄する言葉として「守銭奴」であるとか、「金の亡者」があるが、「拝金主義者」自体に批判的なニュアンスがある。また、「経済至上主義者」とは必ずしも一致しない。
かつての列島改造とは、農漁村をつぶして工場をつくることだった。大量生産と輸出ドライブ、その日本資本主義の戦略に沿って、不動産屋のダミー(身替り)たちが、カバンに現ナマを詰めこんで用地買収に駆けまわった。ところが、買収された土地には約束通りの工場は建設されず、農民や漁民たちが雇用されることはなかった。
旗振りの通産官僚は、『油断!』などとシャレしてベストセラー作家に転身した。オイルショックの一撃で、「大規模工業開発」の思想はアッサリ破綻したのだった。
が、テキもさるもの、省資源、技術立国へと日本の進路を軌道修正。通産省の重工業局は「情報産業局」へと看板を塗り替えての転進である。重厚肥大などと基幹産業はバカにされ、スリムが流行になって労働者たちは減量という名で大量解雇、深刻な社会問題も、流行語でごまかしてしまうのが、マスコミの軽薄さである。
*Dec 2, 2013 —2013新語・流行語2013New Words・・・トップテンに選ばれたのは、「ご当地キャラ」「アベノミクス」「今でしょ!」「じぇじぇじぇ」「特定秘密保護法」「倍返し」「PM2.5」「ブラック企業」「ヘイトスピーチ」「お・も・て・なし」The top ten were selected as "local characters," "Abenomics," "now!", "Jejeje," "Specific Secret Protection Law," "double return," "PM2.5," "black companies," and ". "Hate speech" "Omotenashi"
さて、とき移り、いま東京は「国際金融都市」として位置づけられた。インテリジェントビルがたりないディーリングルームが必要だ。外国の金融会社が殺到してくる。超高層ビルをつくれ、それが土建、不動産、金融など大資本の叫びである。ひとことでいえば、東京をマネーゲームの主戦場にする。その舞台をつくれ、ということになる。
たとえば、こうである。
「昭和61年12月1日から、東京にオフショア市場が開設された。オフショア市場というのは海外から調達した資金を海外に貸したり、預けたりする「外ー外」取引のマーケットのことをいう。このオフショア市場こそ、国際金融センターの中核となるマーケットであるー東京オフショア市場のスタートは、東京マーケットが名実ともに24時間ディリング時代の国際金融センターの仲間入りを果したことを意味するのだ。ところが、東京に、国の内外から集まってくる企業を収容するだけの器が整備されているだろうか。答はノーである」(『これから10年驚くべき東京新図式』)。
*The offshore marketオフショア市場 is a region where financial regulations are relaxed or abolished and taxes and other charges are exempted in order to attract the international banking industry dealing with eurocurrencies and eurobonds [1] [2] . It's not just a tax haven , it's an international financial market.
筆者は三菱総研の幹部で、わたしがもっているのは87年12月15日発行、発売五ヶ月で「第33刷」。ベストセラーということになる。書店にあふれている「東京再開発」本は、企業人の手になるものが多く、それはほぼおなじような情報にもとづいているのが特徴といえる。
*Mitsubishi Research Institute, Inc. (in Japanese, 三菱総合研究所 or 三菱総研 for short) (TYO: 3636), often called MRI, was established at the centennial anniversary of Japan's Mitsubishi Group in 1970.
『これから10年ー』によれば「企業を収容する器」としてのビル不足は、国土庁の予測で”アークヒルズ”クラスで36から50棟、とされているのが、これはその後、肝心の国土庁は多すぎる見込みだった、と修正している。

「列島改造ブーム」のときもそうだったが、需要は誇大に宣伝され、欲望をあおって、突然、鎮静化する。抜け駆けした奴だけが儲ける、というのが生き馬の眼を抜く商法である。
*아크 힐스(일본어: アークヒルズ 아크히루즈[*], 영어: ARK Hills)는 도쿄도 미나토구 아카사카 잇초메와 롯폰기 잇초메에 걸쳐 위치한 복합 시설이다.
今回の場合の疑惑は、民活(民間活力)のラッパを吹いた中曽根前首相で、「元首相」ともども、財界の走狗になったものとして末永く歴史にとどめられるであろう。

*Hrvatskiクロアチア語⇒Nakasone Yasuhiro (japanisch 中曽根 康弘; * 27. Mai 1918 in Takasaki(群馬県高崎市出身); † 29. November 2019 in Tokio) war ein japanischer LDP-Politiker.
それでも、田中元首相の場合は、利権にさといという癖はあったが、越後の寒村にも政治の恩恵を与えようというロマンがあった。ところが、小利口なだけな前首相は、上昇志向ばかり強く、財界とアメリカに気にいられて権力の座を保持するのが、主たる政策ともいえた。

*Latinaラテン語⇒Kakuei Tanaka (Iaponice 中 角栄 or 田中 角榮(新潟県出身), Tanaka Kakuei Nishiyamae natus die 4 Maii 1918; mortuus in Minato die 16 Decembris 1993) fuit politicorum peritus et Iaponiae primus minister a die 7 Iulii 1972 usque ad diem 9 Decembris 1974.
民間活力などといっても、それは民間企業に活力を与えるための政治でしかなく、政策は民間企業の欲望を忠実かつ露骨に実行するものでしかなかった。
国有財産を企業に払い下げる「国鉄処分」や「山の手線の内側を五階建て以上にすべきだ」などの規制緩和にむけての発言は、建設、不動産、鉄鋼、セメント、金融機関などの要求に忠実に従ったものといえる。
*The Japanese National Railway Settlement Corporation (日本国有鉄道清算事業団, Nihon Kokuyū Tetsudō Seisan Jigyōdan), or JNRSC, was a temporary holding company created to distribute the assets of the former Japanese National Railways (JNR) after its privatization in the mid-1980s.
中曽根派の大幹部である天野光晴建設大臣などは、きわめて単純にして率直な人物で、三井不動産の江戸英雄名誉会長ともジッコンの仲であることを隠さず、「民活は建設業者を活気づけるものだ」と発言している。それだけでも、政策の正体をみたり、といえる。
①Françaisフランス語⇒Kosei Amano天野 光晴 ( 26 mars 1907 - 24 mars 1995 ) est un homme politique japonais de la ville de Futaba , préfecture de Fukushima(福島県出身)②Deutschドイツ語⇒Mitsui Fudōsan K.K. (jap. 三井不動産株式会社, Mitsui Fudōsan Kabushiki kaisha, dt. „Mitsui-Immobilien“) ist ein japanisches Unternehmen mit Sitz in Tokio③Hideo Edo 江戸 英雄(Edo Hideo, 1903 (Meiji 36) July 17-1997 (Heisei 9) November 13 ) is a Japanese businessman(茨城県出身) . He is the president of Mitsui Fudosan.
天野センセイにインタビューしてみると、彼は「東京駅再開発」の”理論家”で、東京駅(建設物)なんか「欲しい野郎めらにはくれてやる」といってはばからない。彼の、線路をまたいで両側に高層ビルを建てる構想は、悪名たかい丹下健三センセイがすでに模型化している。八重洲側の旧国鉄所有地や丸の内側の旧国鉄本社まで、あらかじめ予定地に取りこんでいる手まわしのよさである。
三井不動産もくわわった大計画といえるが、これと対立しているのが、三菱地所の「丸の内再開発」で、高さ200メートルの超高層ビルを約60棟も建設するという壮大なプランである。これに丸の内の「国有地」である、旧国鉄本社、中央郵便局、それに移転させられる都庁もふくまれている。
さいきん公表された東京湾13号埋立地の開発(ウォーター・フロントНабережная計画)は、都の計画に三井グループなどが協力するものだが、一方、三菱グループは、横浜の「みなと未来計画Minatomirai redevelopment」(MM21)でがんばっている。地上げでヒンシュクを買った住友系は、汐貿易物駅跡を狙っている、というのは公然たる噂で、三井、三菱、住友、それに森ビルMori Building Company、フジタ工業Fujita Corporation、大京観光Daikyo Incorporatedなど不動産屋は、東京制圧をめざして群雄割拠の状態である。
緒戦は争奪合戦、やがて協調によるジョイント・ベンチャー、ということで決着がつくのが、東京湾開発戦争の行く末であろう。
①Deutschドイツ語⇒Die Mitsui Group (jap. 三井グループ Mitsui Gurūpu) ist ein 1947 gegründeter japanischer Keiretsu, der unter anderem in den Bereichen Stahlerzeugung, Telekommunikation, chemische Industrie und Logistik tätig ist②Српски / srpskiセルビア語⇒Мицубиши (јап. Mitsubishi Gurūpu三菱グループ, енгл. Mitsubishi Group) је група аутономних јапанских мултинационалних компанија које покривају читав низ послова делећи заједнички бренд, заштитни знак и наследство③Українськаウクライナ語⇒Sumitomo Group (яп. 住友グループ) — одна з найбільших японських кейрецу. До групи входять компанії фінансового сектора, машинобудування, електротехнічної промисловості, чорної і кольорової металургії та багато інших.
*Esperantoエスペラント語⇒Butiko de terkultivado地上げ屋Mastro estas persono aŭ firmao, kiu negocas kun terposedanto, lizita tero aŭ luanto por akiri teron por sekurigi teron por konstruado.
それぞれが「国際金融都市International financial city」をにらんでの構想だが、ディーラーたちが血眼になってコンピュータの端末を駆使して円やドルを買ったり、売ったりする街が、はたしてどれほど魅力あるものになるのだろうか。
工場はロボットによって無人化され、民衆を押しつぶして建設された高層ビルではコンピュータが深夜もはたらいている。人間がいなくなってしまった工場やビルがふえるのを、はたして「再開発」といえるのかどうか。
ゴールドラッシュの町トウキョウ、かつての開発地で土地ブローカーに追われた農民のような、都市での再開発難民もふえている。国際化が喧伝される一方では、中国やオーストラリアやニュージーランドやフィリピンなどの政府が、都内の所有地を売って撤退していくのは皮肉である。(88年6月)。
*ゴールドラッシュЗолотая лихорадка(英語: gold rush골드 러시とは、新しく金が発見された地へ、金脈を探し当てて一攫千金を狙う採掘者が殺到することである。

Françaisフランス語→Ryōichi Sasakawa (笹川 良一, Sasakawa Ryōichi사사카와 료이치) (né le 18 mai 1899 à Minoh - décédé le 14 juillet 1995 à Tokyo), est un homme politique nationaliste et homme d'affaires japonais proche des yakuza et membre de la World Anti-communist League (WACL). Arrêté par les forces alliées d’occupation du général MacArthur comme criminel de guerre de classe A, il est libéré en 1948, sans jugement, dans des circonstances obscures, la veille de la pendaison du général Hideki Tōjō. Il devient multi-milliardaire après-guerre, faisant fortune dans les paris. Président durant près de trente ans de la Fondation Sasakawa, il exerce une influence importante sur le Parti libéral démocrate (PLD) au pouvoir.

①Deutschドイツ語⇒Die Kokusui- Massenpartei国粋大衆党 ist eine japanische konservative Organisation . Mit Ryoichi Sasakawa als Präsident vertrat er den Nationalismus②A급 전범(영어: class-A war criminal, 일본어: A級戦犯)③国際勝共連合(こくさいしょうきょうれんごう、International Federation for Victory over Communism、「共産主義に勝利するための国際連盟」Міжнародна федерація за перемогу над комунізмом (IFVOC) )は反共主義の政治団体
                    キタない話
いま、日本でもっとも気前がいいのは、笹川良一と電力会社である。
なにしろ、笹川センセイがバラまいているのは、テメエのカネじゃないんだから、気楽なもんだ。競艇のアガリを分配するのは、本来ならば、管轄の運輸省の仕事なのだが、センセイは戦後期のドサクサに独占した権力を放さず、逆に官僚や政治家まで抱きこんでしまった。
一方、電力会社のほうは、どんなにムダなカネを使ったにしても、たりなくなれば「料金」を上げればいい。これまた気楽な稼業である。独占の弊害、ここにきわまっている。
ムダにみえていても、カネは一定の目標にむかって注ぎこまれる。笹川良一がさいきん、国内で自分の銅像を配ることより、外国をまわって歩いているのは、冥土の土産にノーベル賞を、という彼一流の悲願によっている。選挙運動の一種というなら、それならそれで、株で儲けたカネでも注ぎこめばいいのに、あわれな零細ギャンブラーたちから吸いあげた涙金だから、ノーベル賞も甘くみられている。

①The Nippon Foundation (日本財団, Nipponzaidan) of Tokyo, Japan, is a private, non-profit grant-making organization. It was established in 1962 by Ryoichi Sasakawa, a far-right politician, suspected war criminal and businessman財団法人日本船舶振興会SASAKAWA Foundation②Deutschドイツ語⇒Kyōtei (japanisch 競艇, Kyōtei) ist ein Bootsrennen in Japan③Русскийロシア語⇒Но́белевская пре́мия ノーベル賞(швед. Nobelpriset, англ. Nobel Prize)
さいきん、電力九社の社長会は、『広告にカネをだす』との方針を決定した。パブリック・アクセプタンス(国民的容認)を図るのが、その目的だという。

*Françaisフランス語→Un fournisseur d'électricité電力会社 est une société qui commercialise de l'énergie électrique auprès de ses clients. Il agit en tant qu'intermédiaire sur le marché de l'électricité.
かつてわたしは、日本兵器工業会Japan Association of Defense Industryの幹部から、「これからナショナル・コンセンサス(国民的合意)をえるためのPR活動に力を入れる」との話をきいたことがある。そのあと、マスコミに「теория советской угрозыソ連脅威論Soviet Threat Theory」が大量に流れるようになったのは、偶然だったかどうか。
電事連(電気事業連合会Federation of Electric Power Companies)の宣伝攻勢は、チェルノブイリАвария на Чернобыльской АЭС二周年の翌日、4月27日から開始され、この日の朝、毎、読、日経などの全国紙・地方紙33紙に「原子力発電所、私たちが『安全』を守っています」との全国広告がいっさいに掲載された。1回の費用が2億円、これから毎月1回、10回はつづけられるという。それでもざっと20億円である。
宣伝の狙いは
『日本の原発は安全だ』ということにある。原発は安全だ、という宣伝でないところがミソである。
原発は、アメリカのスリーマイル島、ソ連のチェルノブイリの重大事故を経験して、すでに「安全神話」は崩壊しつつある。それで、最後の拠り所は、『日本では起こりえない』の一点にかかっている。なんと科学的な宣伝であろうか。
*スリーマイル島原子力発電所事故(スリーマイルとうげんしりょくはつでんしょじこ、英: Three Mile Island accident)は、1979年3月28日、アメリカ合衆国東北部ペンシルベニア州のスリーマイル島原子力発電所で発生した重大な原子力事故。
全面を費やした意見広告をみても、「なぜ日本の原発が安全なのか」は証明されていない。原発従業員16人の男女の写真が掲載されているのだが、あたかも、この真剣な眼をみてくれ、と訴えているようである。「私たちはこれまで以上に心をひきしめて、安全確保につとめます」というのが、アッピールのようだが、こりゃ昔ながらの精神主義だね。「打ちてしやみません」「負けられません勝つまでは」。
アメリカの原発よりも、ソ連の原発よりも、イギリスのセラフィールドSellafieldの再処理工場よりも、なぜ日本のものが安全なのか。広告にはこう書かれている。
「日本の原子力発電所は、安全優先の思想にもとづいて設計され、運転されています」
安全優先の思想が、アメリカよりも、さらにはソ連よりもすぐれている、ということのようだ。
ついこの間まで、アメリカの電機会社のライセンス生産だったはずなのに、ずいぶん立派なことをいうじゃないか。かつて原発導入の急先鋒だった中曽根前首相の「단일 민족 국가単一民族国家Monoethnicity論」の影響かもしれない。
電力会社の団体である電事連は、カネに糸目をつけない宣伝戦を開始した。さいきんの反原発運動に「いままでの原発広報では対処できない」との危機感が強まったのが背景のようだ。
北海道電力Hokkaido Electric Power Companyの社長などは、反原発の世論などは「インフルエンザinfluenzaがまんえんしているようなもので、ワクチンVakzinの投与を急いでいる」と記者会見で語った。 ワクチンvaccineとは何か。記者たちは追及していないが、投与というからには、カネのことであろう。これまでバラまいたカネでもまだたりなかった、という認識は、カネですべてを解決してきた体質に固有なものである。
政府もまた、「内閣広報室を中心に、原子力推進のPR活動をすすめたい」(小渕官房長官)と発言し、資源エネルギー庁は、長官を本部長に「原子力広報推進本部」を設置、通産省は田村大臣が九電力、資源開発、日本原電の社長たちと広報の協力態勢の強化について意見を交換している。そればかりか、あろうことか、金持ニッポンは国際的な宣伝の基金をつくため、一億円拠出するという。
*Srpskohrvatski / српскохрватскиセルビア・クロアチア語⇒Keizō Obuchi (小渕 恵三 Obuchi Keizō(群馬県出身), 25. jun 1937 – 14. maj 2000) bio je japanski političar koji je od 1998. do 2000. služio kao premijer Japana.
*Hajime Tamura (田村 元(三重県出身)Tamura Hajime) (5 May 1924 – 1 November 2014) was a Japanese politician.
しかし、電力会社や政府の国民だましの原発宣伝は、これまでなかったわけではない。週刊誌には見聞きで政府のPR記事が掲載されていたし、これからさらに3000万円も広報予算を積みあげるという。青森県・六ヶ所村の「核燃料サイクル」の宣伝は、地元紙にあたかもドシャブリのごとく集中している。
*Русскийロシア語⇒Роккасё (яп. 六ヶ所村 Роккасё-мура) — село в Японии, находящееся в уезде Камикита префектуры Аомори.
三月分を調べただけでも、『東奥日報』と『デーリー東北』には、おなじ日に電事連と日本原燃サービス、日本原燃産業、三者の共同広告が全国広告で二回、半面広告が一回。これに国の全国広告が三回、科学技術庁、通産省資源エネルギー庁共同で全面二回、資源エネルギー庁全面一回、東京、東北電力共同で半面一回、東北電力半面一回、県が半面一回、電源開発半面一回、東北原子力懇談会五段二分の一が月二回と、あたかも、かつての米軍の北爆なみの猛攻が加えられている。
いまでさえ、こうである。これでもまだたりない、というのだから、新聞が原発の宣伝機関にされてしまう、といっても過言ではない。
このほかに、『デーリー東北』が広告費以外に1600万円ももらっていた事実については、わたしが暴露(『週刊現代』5月7日号)した。『東奥日報』や『河北新聞』にも、「広告」以外の「協賛広告」が打たれていたようだ。
これまで原発地帯をまわって、わたしは原発とカネのキタない関係については何度も書いてきた(『日本の原発地帯』)。伊方町(愛媛県)の町議で、デパートにいって洋服を買い、「ヨンデン」(四国電力Shikoku Electric Power Company, Inc)にツケをまわした豪の者もいるという。原発とは金発のことでもある。

*Українськаウクライナ語⇒Іка́та (яп. 伊方町, いかたちょう, МФА: [ikata t͡ɕoː]?) — містечко в Японії, в повіті Ніші-Ува префектури Ехіме.
もしも新聞社が、原発を危険なものだと思うなら、またもしもチェルノブイリのような惨事を日本で惹き起して、子孫を不幸にしたくないのなら、国民を騙す「安全」宣伝の片棒を担ぐなどやめたらどうか。
それとも、有害物質でさえ商品にするのが、新聞社の良識というものなのだろうか。(88年7月)

2018/04 - Cette " Déclaration de Gomanisme" est de retour dans "Weekly SPA !" Pour la première fois en 23 ans !! Yoshinori Kobayashi, la bataille finale commence "plus violemment" !
*Françaisフランス語→Une île inhabitée ou île déserte無人島 est une île qui ne compte aucune population humaine permanente. 
                  無人島で出版してみても        本多勝一
無人島に漂流した人々の実話や創作が少ないのは、ひとつには隔離された空間で人間の行動や思考の極限がみられるからでしょう。一種の実験でもあります。
たとえば5人の人が遭難して、南太平洋の無人島に漂着したとします。ここでその中の1人・A君が本を書いて、この無人島で出版したらどうなるか。(もちろん無人島では印刷工場もないが、そういうことは無視した仮説である。)この場合は筆者1人に読者4人ということになります。筆者以外がすべて読者になるとは限りませんから、正確には「4人以下」とすべきかもしれません。
つまり、A君が遭難体験記を書いて、いくら多数の読者に訴えたいと思っても、無人島では4人より多くはなりません。あたりまえのことです。それ以上の読者に訴えたければ、無人島を出て外界にもどるほかはない。この5人が日本人なら、ふつうは日本にもどって出版するほかないでしょう。  


       









































                   


























































































































































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