日系カナダ人独り言ブログ

当ブログはトロント在住、日系一世カナダ人サミー・山田(48)おっさんの「独り言」です。まさに「個人日記」。1968年11月16日東京都目黒区出身(A型)・在北米30年の日系カナダ人(Canadian Citizen)・University of Toronto Woodsworth College BA History & East Asian Studies Major トロント在住(職業記者・医療関連・副職画家)・Toronto Ontario「団体」「宗教」「党派」一切無関係・「政治的」意図皆無=「事実関係」特定の「考え」が’正しい’あるいは一方だけが’間違ってる’いう気は毛頭なし。「知って」それぞれ「考えて」いただれれば本望(^_-☆Everybody!! Let's 'Ponder' or 'Contemplate' On va vous re?-chercher!Internationale!!「世界人類みな兄弟」「平和祈願」「友好共存」「戦争反対」「☆Against Racism☆」「☆Gender Equality☆」&ノーモア「ヘイト」(怨恨、涙、怒りや敵意しか生まない)Thank you very much for everything!! Ma Cher Minasan, Merci Beaucoup et Bonne Chance 

《貧困なるザ「我が国」精神》泡沫世代데카당스(Décadence)퇴폐파(頹廢派)Генерация пузыря버블 세대『短編ルポ集』Satoshi Kamata鎌田 慧/Katsuichi Honda本多 勝一⑫


宅 ただボクは、やられたことをやり帰すことを遂行しているだけですけど、もう一つ考えるのは、本当に相手はやられてもしかたない人間かどうかです。小峯さんの件に関して言えば、彼に引っ越してこられたわけではないし、ボクがやったことは必ずしも彼のやったことではない。ただ、ボクは彼に復讐する権利があるのか、それはすごく吟味します。ボクは復讐をけっこう礼儀正しくやっているつもりではいるんです。
本多 それは重要なことです。まずは謝りなさいと。手紙を読んでいるわけでしょう。
 いちばんやりたくないのは、「自分が相手にすべき人物ではない」と言って、自分をお高くおいてすませること。
本多 「自分のレベルが下がる」とかね。
 でもそうしたとき、高みの見物をしようとする人は、どっちもどっちと言い出すんです。「堤のコクドがやっていることはひどいけれど、本多も本多だよ」と言われたら、頭にきますよね。
本多 侵略したやつも、されたほうも、どっちもどっちだ。これではケンカ両成敗。
宅 そういって利口ぶる人が日本にはすごく多い気がします。
本多 まったくその通りですね。ところで、以前だったらあなたがマスコミから攻撃されたことが、いまはされないことがありますか?
宅 人が近寄ってこなくなりました(笑)。宅八郎に恨まれたら大変だと、みんな逃げてしまって・・・。
本多 やはり効果があった。
 それはある。もしかしたら本多さんとボクの違う点は、本多さんは素顔をさらさない。ボクはできるだけ「宅八郎だ」とアピールする方向に持って行くところかもしれない。
本多 それは、仕事の対象が極右とか暴力団に狙われる分野ではないからですよ。俺の場合は現実に襲われる危険性があったわけですね。でも、まだもう少し生きて仕事をしたいから(『週刊金曜日』1997年10月3日号)
<注>宅八郎氏のこれら一連の復讐劇は、同氏著『イカす!おたく天国』(太田出版)に詳しい。

            ボクのマスコミ対処法ーボクがキャスターだったら
テレビキャスターが「八日間に四人の女性と不倫(?)」といったテーマで写真週刊誌に盗撮され、他の週刊誌も続々とこれをとりあげた。写真週刊誌『FRIDAY』(1994年3月4日号)が『女子大生から人妻まで「八日に四人」の連続不倫!○×△□がホテルに呼ぶ美女』というタイトルで、彼のプライバシーを盗撮し、公表した。(○×△□は実名。)このことについて、編集部は宅八郎さんの見方を聞いた。
この記事を見てまず、彼は「八日に四人!」って言って精力剤ドリンクのコマーシャルに出ればいいと思いましたね。ボクだったらそうやっちゃいますね(笑)。
メディア側に携わっている人たちは加害者意識すらないんです。だから、こういう人たちはやったって謝らないです。こういう場合、たいがい泣き寝入りでしょう。いいとこ相手が三行のお詫び広告を出すくらいです。たった三行のお詫びが出たところですくわれないですよ。それが出たところでボクは嬉しくなんかない。
本当に相手に気づかせるとしたらまったく同じ方法でやりかえすしかない。そうでないと気づきっこないんだから・・・。取り返しがつかないんだということを相手は考えてほしいですよ。ボクだったら、時効なくとことんやる。「過ぎ去ったことをいつまでも大人げない」って言われるけれど、ぼくは大人げないって言われてもやります。泣き寝入りしないための体力、泣き寝入りしないための精神力もいりますけどね。
ただボクは自分からは手を出さない。礼儀とルールにはうるさい人ですから・・・。こういったカメラマンは逆に撮り返すと非常に慌てますよ。どんな写真が職業上おいしいかよくわかっていますから。裁判をやるっていったって、この場合は相手側は講談社の社長、あるいは発行編集人じゃないですか。結局組織であって、組織相手に裁判をやったところでなんになります。責任の所在が極めて曖昧じゃないですか。
ボクはあくまで個人に責任をとってもらいたいです。現場にきた人間、それを指揮した人間にとってもらいたいです。だから個人攻撃は非常に意味あることだと思っています。ボクは法律家の解釈なんて信じません。今のジャーナリズムは腐っていますから・・・。100年も待っていられないですよ。弁護士に相談にいくことも有効性があるとはとても思えないんです。相手にとっても訴えられることが、「痛い」とは思えない。
それに損害賠償でさえ100万円もらったところで、失われた名誉が回復できるかといえば、そうじゃないでしょう。権力を討つことに多大な幻想を抱いている人間こそ実は権力を支えているんですから。
でもボクはこういう写真週刊誌がなくなればいいとは絶対に思わないです。あっていいんです。そのかわり「100パーセントの報復を受ける覚悟」で報道してほしいですね。(宅八郎 談)(『週刊金曜日』1994年4月1日号)
*人権蹂躙(じんけんじゅうりん)または人権侵害(じんけんしんがい)とは、国家権力(特に「公権力」を行使する行政主体)が憲法の保障する基本的人権を侵害することを指す言葉である。また、私人間で、顔役、ボス、雇主、マスコミなどが、弱い立場にある人々の人権を違法に侵す意味にも用いられるHuman rights abuse means any harm committed by a business enterprise, through acts or omissions in the context of business activities, against any person or group of persons, that impedes the full enjoyment of internationally recognized human rights and fundamental freedoms, including regarding environmental rights.

                【後日談】宅八郎の日本革命
日本のマスコミ情況が世界最悪の人権侵害天国にあることは、つとに指摘されてきた。これには民衆が国家権力を倒した市民革命の歴史を持たぬ深層の背景があるものの、そこまで論ずることは置くとして、日本が世界でとりわけ悪い情況にあることの直接的理由には次の三点が考えられる。

①人権侵害・名誉毀損に対する法的罰則が、アメリカ合州国などに比べて甘く、賠償も安すぎるので、マスコミにとってはまるで痛痒にならぬ。
②ヨーロッパ諸国では民度が高いので、個人のくだらぬプライバシーに過度ののぞき趣味を抱かず、名誉毀損に対するきびしい目がある。
③アジア諸国では悪い意味でのマスコミが小規模・未発達なので、被害も日本ほど大きくならない。市民革命の歴史もある。
①市民革命(시민혁명しみんかくめいBürgerliche Revolution)またはБуржуазная революцияブルジョワ革命Bourgeois revolution、資本主義革命、民主主義革命资产阶级民主革命とは、封建的・絶対主義的国家体制を解体して、近代社会(société civile市民社会civil society・資本主義社会)をめざす革命を指す歴史用語である②名誉毀損(ДифамаціяめいよきそんДиффамация、(英: defamation명예훼손Diffamierungとは、公然で事実を摘示し、他人の名誉を傷つける行為。損害賠償責任等を根拠づける不法行為や、犯罪として刑事罰の対象になり得る③損害賠償Dommage (droit)(そんがいばいしょうСанкции в хозяйственных отношениях손해배상Schadensersatzrechtとは、他人に損害を与えた者が被害者に対しその損害を填補し、損害がなかったのと同じ状態にすることをいうAt common law, damages are a remedy in the form of a monetary award to be paid to a claimant as compensation for loss or injury。
こうした人権侵害天国・日本では、暴力マスコミに対して司法が実質的に機能せず、被害者は泣き寝入りか、でなければ直接的復讐に走るかの二つに一つしかない。しかし後者を実行する個性は稀だから、ほとんどは泣き寝入りだ。怒りと口惜しさの余り自殺した例も少なくない。

宅八郎の日本的社会における革命性はここにある。暴力団のような直接暴力による復讐は、司法が役立たぬ日本では肯定的たらざるをえぬが、宅八郎は相手と同じ方法による「取材と公開」で反撃した。
その結果、ここでも宅氏が言っているように、彼を攻撃する暴力マスコミは影をひそめた。しかし宅氏個人以外の世界では相変わらずだ。宅氏自身も、「取材」しても「公開」の場を提供するマスコミが激減した。
この閉塞情況を打開する直接的手段は、したがって暴力マスコミに対する反撃・復讐の「場」をつくるしか、裁判が無力な現状では、ほかにない。
最近急速に発展したインターネットが、そのひとつの場となっている。宅氏のホームページにも多くのアクセスがある。しかし活字メディアによる暴力マスコミの宣伝力や影響力には、まだ及ばないだろう。この上は、宅氏も含めた全被害者(日本人に限らず)のための活字による復讐の場(たとえば雑誌)を創ることが、暴力マスコミ天国・日本での革命に通ずる一段階だ。
他方、司法も放置すべきではない。俺も<注>今年5月に単行本『「裁判官」というない情ない職業』(朝日新聞社)を刊行し、名誉毀損に対する裁判官の体制側番犬ぶりを指弾した。
なお、名誉毀損に対する姿勢として、宅氏の主張に俺が賛成する大原則は、公務員であれ芸能人であれ、すべてプライバシー(私事)は例外なく守られるべきだとする点である。公務員の私事を認めぬ人に「それでは首相と村役場職員との間の公務員としての境界はどこか」と聞いても論理的に答えられない。宅氏が言うように「ストリッパーだって舞台上では仕事だから、私事としてやっているわけじゃないBeing a stripper is a job on stage, so it's not a personal thing」。(本多勝一)(『週刊金曜日』別冊ブックレット③『金曜芸能ー報道される側の論理』2001年10月)
<注>「俺」という表現については拙著『日本語の作文術』(『本多勝一集』第19巻=朝日新聞社)収録の「なにをもって『国語の乱れ』とするのか」で詳述。

‎Asahi Shimbun (May 1, 2001)The Pathetic Occupation of ``Judge'' - Poor Spirit O Collection | Katsuichi Honda

報道被害Lynchage médiatique(ほうどうひがい媒體審判)とは、マスメディアが犯罪などの事件や出来事を報道するとき、誤報や事実と確認されていない事を決めつけた報道をしたり、事実を故意に編集し誇張した報道により、被報道者の生活基盤、人間関係、名誉などを破壊してしまうことをいう。メディア・パニッシュメント(報道断罪)はこの一つ。また、「風評被害」のように、正しい情報を政府やマスコミが報道しない事によっても引き起こされる。

Trial by media is a phrase popular in the late 20th century and early 21st century to describe the impact of television and newspaper coverage on a person's reputation by creating a widespread perception of guilt or innocence before, or after, a verdict in a court of law. It is particularly relevant in cases where high-profile individuals stand trial, with the concern that the impartiality of the jury may be compromised by extraneous information, disrupting due process and resulting in an unfair trial.
                 言論テロが招いた報道の危機        本多勝一
最近重大視されはじめた問題に「犯罪被害者」がある。関連する報告『犯罪被害者支援』(径書房)を書いた新恵里氏のことが『朝日新聞』(2000年9月9日朝刊)の「天声人語」に紹介されていた。
*Françaisフランス語→Eri Atarashi新 恵里 est une sociologue japonaise(大阪府出身). Ses intérêts de recherche incluent la victimologie et la sociologie criminelle.
それによると、日本の被害者が放置され、孤立しているのに対し、アメリカ合州国の支援センターは一貫して被害者側に立ち、加害者寄りの姿勢は一切とらない。加害者と和解などできぬのは当然という考えを基本にしているのだ。
このことは、とりわけ日本で、報道被害者についても言える重大問題ではないのか。今の多くの週刊誌やワイドショー的テレビ、あるいは『噂の真相』的月刊誌などは、正当な批判とは程遠く、もはや「加害報道」というより「言論テロ」である<注>。言論テロは、しばしば暴力テロ以上に被害者への大打撃となり、ひどい人権侵害で自殺に追いこまれる例も珍しくない。 

こういうゴロツキ・メディアの類が、いま体制側に報道規制・言論介入・検閲復活の格好の口実を与えようとしている。すでにご存じの読者も多いであろうが、日本弁護士連合会が岐阜市で来月はじめ(10月5,6日)開催する人権擁護委員会で、政府から独立した人権機関を提案し、報道機関に対しても強制調査権を与えようとしているのだ(『東京新聞』8月16日・『朝日新聞』9月13日など)。独立といっても、内閣が任命するのでは今の最高裁判事と同じこと、体制側の追認機関になるだけのことである。
「報道の自由」とは、本来体制への監視や権力の堕落防止のためのものである。弱者や私人やプライバシーに対するものではないはずだ。後者に対して報道や取材の自由を言うなら、それは「名誉毀損の自由」「人権侵害の自由」にほかならぬ。しかしゴロツキ・メディアは、むしろ後者に対して無茶苦茶な”自由”を発揮してきた。これが、正当な「報道の自由」を束縛する現在の危機を招くに到ったのだ。
ん!裁判があるって?嗤わせないでくれ。日本の裁判など、私も含めて体験者は知っているだろう。言論テロの加害メディアなど、敗訴したところで会社のハシタ金ですむ。書きまくって「もうけるが勝ち」なのだ。被害者個人はカネと時間と手間を損するだけ。やるだけ損ですよ。日本の裁判などは。

たとえば名誉毀損の場合、そんなことが行なわれる良識が定着した社会(フランスや北欧などヨーロッパ型)と、メディアへの損害賠償を致命的高額にして再起不能に近い打撃を与える社会(合州国型)があるが、「大後進国」日本ではヨーロッパ型など夢のまた夢、合州国さえおぼつかない。どうするか。もはや「正当防衛」としての「目には目を」、加害メディアの当事者に対して全く同じ名誉毀損の手段で復讐するしかあるまい。それによって日本に混乱を起こせば改革が進むだろう。ひどいカメラに対しても、逆の側からそいつの顔を写して発表することだ。
その「場」がないって?本誌があるではないか。だめなら、別のメディアを創るしかないだろう。(『週刊金曜日』2000年9月22日号)
<注>このゴロツキメディアたる『噂の真相』に依頼されて、しばらく連載コラムを執筆したことがある。編集長の岡留安則という人物の実態・正体に無知だったための失策であった。
①『噂の眞相Rumored Truth』 is a magazine published by Rumored Truth . He advocated anti -political authority and anti-authoritarian scandalism②Deutschドイツ語→Yasunori Okadome岡留 安則 (23. November 1947 – 31. Januar 2019鹿児島県出身) war ein japanischer Journalist , ehemaliger Chefredakteur und Herausgeber von Rumored Truth.

【지옥地獄Ад】①Kazuhiro Kiyohara (清原 和博기요하라 가즈히로, Kiyohara Kazuhiro, born August 18, 1967)
②Noriko Sakai (jap. 酒井法子사카이 노리코Sakai Noriko; ur. 14 lutego 1971)③Manabu Oshio (押尾 学
오시오 마나부, Oshio Manabu?, né le 6 mai 1978)④Ай Каго (яп. 加護 亜依카고 아이Kago Ai род. 7 февраля 1988)
⑤Josizava Hitomi (吉澤 ひとみ요시자와 히토미; Szaitama (Japán), 1985. április 12)⑥Kiyomi Tsujimoto (jap. 辻元 清美쓰지모토 기요미Tsujimoto Kiyomi; * 28. April 1960 in Ōyodo, Präfektur Nara)⑦Yuki Goto (後藤 祐樹고토 유키
, Gotō Yūki, born July 10, 1986)⇔2023/8/29ーGoto Yuki, who became a Yachimata City Councilor in Chiba Prefecture, has already been baptized!?笑⑧Osami Nabeなべ おさみ (나베 오사미pärisnimi: Shuzo Watanabe, sündinud 2. mail 1939 )⑨Aska아스카, Ryo Aska or Ryō Asuka (飛鳥 涼, Asuka Ryō) February 24, 1958 in Ono, Onojō, Fukuoka)⑩Toru Yamaji山路 徹 (야마지 토오루 23 de setembro de 1961- ) ⑪Anri Sakaguchi (坂口 杏里사카구치 안리Sakaguchi Anri, lahir 3 Maret 1991)・・『一億総国民100 million people』(暴力マスコミ先導「弱い者(及び弱くなった者?)いじめ」「進め一億火の玉だGo ahead, 100 million fireballs」煽動Incitement to "Weak (and weakened?) bullying" led by violent mass media)「抑圧の移譲Delegation of oppression마루야마 마사오丸山 眞男Maruyama Masao「린치私刑lynch」「무라하치부村八分Social ostracism」
천국天国Небеса?①Асо Таро (яп. 麻生太郎아소 다로, あそうたろう; нар. 20 вересня 1940)②Sanae Takaichi (jap. 高市 早苗다카이치 사나에 Takaichi Sanae, zeitweise eigentlich verheiratet Yamamoto Sanae (山本 早苗); * 7. März 1961)③Yasushi Akimoto (jap. 秋元康아키모토 야스시 Akimoto Yasushi; ur. 2 maja 1958 w Tokio)④Hideaki Kase (加瀬 英明가세 히데아키, Kase Hideaki, born December 22, 1936) ⑤Мацумото Хітосі (яп. 松本 人志마쓰모토 히토시Хітосі Мацумото , нар. 8 вересня 1963)⑥Shinichi Nakazawa中沢 新一(Nakazawa Shinichi나카자와 신이치 , 28 de mayo de 1950- )⑦Аяко Соно (яп. 曽野 綾子소노 아야코 Соно Аяко, род. 17 сентября 1931, Токио, Япония)⑧Дзюніті́ро Коїдзу́мі (яп. 小泉 純一郎고이즈미 준이치로; нар. 8 січня 1942, префектура Канаґава, Японська імперія) ⑨Makiko Tanaka (田中 眞紀子다나카 마키코, Tanaka Makiko?), née le 14 janvier 1944 à Bunkyō (Tōkyō)⑩Taku Yamasaki (jap. 山﨑 拓 Yamasaki Taku; * 11. Dezember 1936 in Dalian, Kaiserreich
Japan/Mandschukuo (heute: Volksrepublik China)) ⑪Тоору Хасимото (яп. 橋下 徹하시모토 도루 Хасимото Тору:, род. 29 июня 1969, Хатагая[d]) ・・・『一億総国民100 millions de personnes』(水流しForgive and Forget「強い者いじめBullying the strong」を恐れよ?should be afaid of?)「政治家(強い者?)をいじめても面白くないでしょIsn't it fun to bully politicians(Strong people?)」「無責任体系Irresponsible system」「放免Release」

①Françaisフランス語→Minamoto no Yoshihira (源 義平, 1140-1160) est un guerrier du clan Minamoto qui participe à la rébellion de Heiji aux côtés de son père, Minamoto no Yoshitomo(源義朝(暗殺死(京都、六条河原の獄門台にさらし首=享年38歳の長男(朝長Tomonaga(次男敗走中の合戦時に負傷し、父に殺してもらった)墓を発見され(享年16歳)義朝と一緒に梟首)、嫡子頼朝Йорітомо(三男)及び義経Ёсицунэ(九男)の異母兄). . .Portuguêsポルトガル語→가마쿠라 아쿠겐타(鎌倉悪源太)Então, em 1159, Yoshihira foi enviado para Kyoto para lutar na Rebelião Heiji . O Clã Taira ofereceu um acordo de paz, mas os Minamoto recusaram-se, e logo foram derrotados. Embora Yoshihira fugisse da batalha, e vivesse pacificamente, disfarçado, por um tempo em Kyoto , foi capturado e morto a mando de Taira no Kiyomori , o chefe da facção inimiga「生きながら捕えられたのも運の尽きだIt's also out of luck that I was caught alive。俺ほどの敵を生かしておくと何が起こるかわからんぞYou don't know what will happen if you keep an enemy like me alive、早よう斬れHurry up and cut it down」「・・・上手く斬れCut well。まずく斬ったら喰らいついてやるIf you cut it badly, I'll bite you」「首を斬られた者がどうして喰らいつけるのかHow can a person whose head is cut off eat me?」「すぐに喰らいつくのではないnot immediately devoured。雷になって蹴り殺してやるのだI'm going to turn into lightning and kick you to death。さあCome on、斬れbehead 」と答えて義平は斬首されたanswered and Yoshihira was beheaded。 享年20he was 20 years old.それから8年後、難波経房は清盛のお伴をして摂津国布引の滝を見物に行った時、にわかに雷雨となり、雷に打たれて死んだというEight years later, when Tsunefusa Nanba went to see Nunobiki Falls in Settsu Province with Kiyomori, there was a sudden thunderstorm, and it is said that he was struck by lightning and died②『平家にあらずんば人にあらずIf you are not a Heike, you are not a person』(Тайра -но Токитада平時忠다이라노 도키타다 )『驕る平家は久しからずThe proud Heike didn't last long』地位や財力を鼻にかけ、おごり高ぶる者は、その身を長く保つことができないということのたとえA parable of the fact that those who pride themselves on their status and wealth cannot sustain themselves for long「盛者必衰All that is fair must fade」《Повесть о доме Тайра平家物語헤이케모노가타리

일본국 헌법 제21조(일본어: 日本国憲法第21条)은 일본국 헌법 제3장 "국민의 권리와 의무"의 조문 중 하나이다. 집회의 자유, 결사의 자유, 표현의 자유와 검열의 금지, 통신의 비밀에 대해 규정하고 있다.日本国憲法 第21条L'article 21 de la Constitution du Japon (にほんこく(にっぽんこく)けんぽう だい21じょう)は、日本国憲法の第3章にある条文で、集会の自由la liberté de réunion・結社の自由la liberté d'association・表現の自由la liberté d'expression、検閲の禁止l'interdiction de la censure、通信の秘密について規定しているl'interdiction de la communication. confidentialité.
              「表現の自由」か「人権侵害の自由」か         本多勝一
憲法は第21条で「表現の自由」を謳っている。ただしそれは人権侵害も自由だというのでは全然ない。今国会に提出された「個人情報保護法案」をめぐって、マスコミやジャーナリスト等が強い拒否反応を示し、反対運動も盛んである。もちろん私も反対なので、たとえば「日本ペンクラブ」や「メディア総合研究所」などが事務局となって、多くの有名人(小説家やジャーナリスト等)が呼びかけた「表現の自由を規制する個人情報保護法案に反対する共同アピール」の賛同者となった。
①Deutschドイツ語→Das P.E.N.-Zentrum Japan (jap. 社団法人日本ペンクラブ, Shadanhōjin Nihon Pen Kurabu) ist ein eingetragener, rechtsfähiger Verein, der als Nichtregierungsorganisation und als Schriftstellervereinigung den Schutz der Meinungs-, Rede- und Pressefreiheit zum Ziel hat②メディア総合研究所(メディアそうごうけんきゅうじょ、英: MEDIA RESEARCH INSTITUTE
だが、その「呼びかけ人」の中に、文藝春秋社長(東日本雑誌協会編集委員長)の白石勝氏がいるのを見て、なんだか「嗤わせるな」という気分になるのを抑えがたかった。自分の会社の雑誌がこれまでに何をしてきたのか。『マルコポーロ』Das als Fall Marco Polo (jap. マルコポーロ事件 Maruko Pōro jiken) や『週刊文春』や『諸君!』や『文藝春秋』が何をしてきて、今何をしているのか。
*2015/05/07 — 白石勝氏が死去 元文芸春秋社長Masaru Shiraishi dies Former Bungei Shunju President - 日本経済新聞Nihon Keizai Shimbun
人権侵害や名誉毀損をしておいて一切の反論を拒否するこうした暴力マスコミの類こそが、そしてそんな体制側マスコミに対して裁判が全く無力な、行政のドレイと化した司法情況とあいまって、日本の権力構造の補完をつとめてきたではないか。『噂の真相』とか、講談社『ヴューズ』だの『現代』だの、新潮社の『週刊新潮』や『新潮45』だのも、私自身も含めて被害者が実に多い。不法な捏造や改竄記事であっても反論を一切拒否する暴力ぶりが、こうしたゴロツキどもに共通する特徴だ。

「呼びかけ人」の個人たち二十余人の名をみると、友人や同志を含めて尊敬すべき人々も多い。しかし、呼びかけ人のかなりの部分は、これら人権侵害暴力マスコミ会社の雑誌等を書く「場」にしている。それ自体は商売だから仕方ないとして、そのおかげで暴力マスコミから標的にされないですむという”恩恵”にも浴している。このことを「呼びかけ人」の中の該当者たちは考えたことがあるだろうか。こうした問題をめぐっては、かつて大江健三郎氏らの間でも「やりとり」(「論争」とは言えない)したことがある(拙著『愛国者と売国者』(朝日新聞社に収録)。ただし「商売だから」にも限度があるだろう。旧ドイツでナチ系出版社の雑誌に書くのが問題だとしたら、日本の『諸君!』や『マルコポーロ』系出版社とナチ系出版社との境界はどのあたりになるのか<注>。
今回の個人情報保護法案に反対する「書く側」「出版する側」のアピールに説得力がないのは、この視点がまるで欠落しているからなのだ。圧倒的に多い「書かれる側」「反論できる側」は、こうした暴力マスコミに対する怒り・恨みを抱いてきた。だからこの法案に対して、世論は決して反感が強くはない。
3月17日に日本記者クラブで開かれたシンポジウム「誰のためのメディアかー法的規制と表現の自由を考える」で宮台真司氏は「90年代後半のメディア規制の動きは、過去と違って多くの国民を支持に巻きこんでいる。メディア自らが国民の批判に十分にこたえていない弱点を持つ」と指摘した(日本ジャーナリスト会議『ジャーナリスト』2001年3月25日号から)。
*Italianoイタリア語→Shinji Miyadai (宮台 真司, Miyadai Shinji) (Sendai(宮城県出身), 3 marzo 1959) è un sociologo giapponese. È stato una presenza costante nel mondo delle lettere giapponesi fin dalla pubblicazione della sua tesi di dottorato nel 1989. Il suo controverso lavoro sulla Enjo kōsai in Giappone è stato oggetto di molte discussioni dopo la sua pubblicazione.
「十分こたえていない」とは宮台氏の遠慮がちな表現で、実態は「全然こたえていない」であろう。本誌(『週刊金曜日』3月16日号)の特集「メディアの自縛」でも、宮台氏は「自業自得のメディアよ、ざまあ見ろ!」と、テレビについて言っているが、活字メディアでも同じことだ。(この号で筑紫哲也氏は名誉毀損の罰金が安すぎることを挙げ、新しい法律などより罰金の強化を主張している。同感である。)
*Tetsuya Chikushi (Japanese: 筑紫 哲也, Chikushi Tetsuya(大分県出身), 23 June 1935 – 7 November 2008) was a Japanese journalist, TV presenter and news anchor.
3月17日の前記シンポでは、冒頭で問題提起した桂敬一氏の講演が『放送レポート』170号(2001年5月号)に発表された。趣旨には全面的に賛成だが、欲をいえば「報道被害の克服」の章では、大マスコミによる構造的被害のほかに、前述のような日本型暴力ゴロツキ雑誌による日常的不法人権侵害・名誉毀損にももって触れてほしかった。終章の「四つの課題」も、「第五」としてゴロツキ雑誌の克服をどうするかに触れてほしかった。今のように裁判が無力では、反撃の場が全くないことが当面の大問題である。実は本誌こその役割を果すべきだし、俗な意味でも「おもしろい」と思うが、編集部にその認識はなさそうだ。
*Françaisフランス語→Keiichi Katsura桂 敬一 (1935-東京都出身) est un chercheur des médias japonais. Ses spécialités sont l'informatique sociale , la théorie de l' industrie des médias de masse , la théorie du journalisme. Ancien membre représentant de la Japan Journalists Conference .
憲法の人権規定は、重要な順に並んでいる。まず第11条で基本的人権を「侵すことのできない永久の権利」と規定した上、第12条で人権は「公共の福祉」のためとして一般的枠を示し、第13条「幸福追求権」は最大に尊重すべきことを示した。そして順序としてはずっとあとになる第21条の「表現の自由」は、あくまでこの人権尊重の枠の中での話なのだ。他人への「不幸追求権」などあるはずもない人権侵害ゴロツキ暴力マスコミの行為が、憲法の精神に反することは言うまでもない。
①일본국 헌법 제11조(일본어: 日本国憲法第11)은 일본국 헌법 제3장 "국민의 권리와 의무"의 조문 중 하나이다. 기본적 인권의 향유에 대해 규정하고 있으며, 제12조, 제13조와 함께 인권 보장의 기본 원칙을 규정하고 있다②일본국 헌법 제13조(일본어: 日本国憲法第13条)은 일본국 헌법 제3장 "국민의 권리와 의무"의 조문 중 하나이다. 개인의 존중(인간 존엄), 행복추구권 및 공공의 복지에 대해 규정하고 있으며, 제11조, 제12조와 함께 인권 보장의 기본 원칙을 규정하고 있다③人権Droits de l'hommeMenschenrechteじんけんПрава человека、英: human rightsПрава людиниとは、単に人間であるということに基づく普遍的権利であり、「人間の生存にとって欠くことのできない権利および自由」とされる。「対国家権力」または「革命権」から由来している。ブルジョア革命(資本主義革命)によって確立された権利であり、「近代憲法の不可欠の原理」とされる。人権は人が生まれつき持ち、国家権力によっても侵されない基本的な諸権利であり、国際人権法(international human rights law)によって国際的に保障されている。
この基本を無視して「表現の自由」だけを看板にするアピールや反対運動では、自民党反動政権による「人権侵害」をタナにした攻撃に耐えきれぬであろう。まさに「自業自得」(宮台氏)なのだ。(『週刊金曜日』2001年4月27日号)
<注>ナチ=ドイツでのマスコミ情況については朝日選書『ヒトラー独裁下のジャーナリストたち』(ノルベルト・フライ・ヨハネス=シュミッツ著/五十嵐智友訳)参照、本誌1996年11月1日号に原寿雄氏の書評がある。

Journalists under Hitler's dictatorship (Asahi Sensho) author Norbert Frei (Author) , Johannes Schmitz (Author) , Chiyu Igarashi (Translator)
Why did journalists yield to power? From newspapers and magazines to radio and newsreels, it details the anguish and behavior of the media under Hitler's clever and violent rule. Third Reich...

*Deutschドイツ語→Toshio Hara原 寿雄 ( 15. März 1925 - 30. November 2017神奈川県出身) war ein japanischer Journalist . Sein Pseudonym ist Jiro Owada和田次郎.

①와카야마 독극물 카레 사건和歌山毒物カレー事件Масуми Хаяси (яп. 林 真須美 Хаяси Масуми, р. 22 июля 1961 года)②Meurtre à Sasebo en 2014사세보 여고생 살해 사건佐世保女子高生殺害事件Après l'arrestation de la meurtrière, le père de celle-ci se suicide. La jeune meurtrière consultait un psychologue après avoir blessé son père au mois de mars avec une batte de métal, selon un avocat③Serienentführungs-Mordfall in Tokio/Saitama宮崎勤事件His father was ashamed of his actions and refused to pay for his son's legal defense. He eventually committed suicide④神奈川金属バット両親殺害事件The Kanagawa Kinzoku Bat Parents Murder Incident (Kanagawa Kinzoku Bat Ryoshin Satsugaijiken) occurred on November 29, 1980『金属バット殺人事件Metal bat murder case』(講談社文庫1988)Minoru Sase佐瀬 稔 ( June 21, 1932 – May 23, 1998 ) was a Japanese non-fiction writer第二章『사형(私刑)』Lynchage et loi de LynchСуд Линча参照↓

「弱きを挫く」マスコミなど不要だWe don't need the mass media to 'frustrate the weak'   鎌田慧
『週刊新潮』『週刊文春』はハイエナジャーナリズムWeekly Shincho and Shukan Bunshun are hyena journalism.
公権力や大企業には弱いくせに、弱い立場の者は徹底的に叩く。これが最近のマスコミの風潮であるEven though he is weak against public authorities and large corporations, he thoroughly hits those who are in a weak position. This is the latest media trend本来はだれがどう考えたって逆であるべきであろうOriginally, it should be the opposite no matter how anyone thinks
先の毒カレー事件における司法の介入も、つけいられる余地をつくったマスコミの側の責任が大きい。そもそも、マスコミの犯罪報道は、「犯人視」報道が中心である。警察情報による報道だからだThe judicial intervention in the previous poisoned curry incident is also largely responsible for the mass media that created room for exploitation. In the first place, crime reports in the mass media are centered on "criminal" reports. That's because it's a police report.
大事件の「容疑者」は、たいがい「犯人」あつかいだ。これらの報道が冤罪の解決を難しくしてきた。その意味では、犯人視報道を裁判の状況証拠に採用するという方法を、裁判官にあたえたのはマスコミ自身といえる。「容疑者」が犯人にされる恐るべき構造が、ここにできあがったThe “suspect” in a big case is usually treated as the “culprit”. These reports have made it difficult to resolve false accusations. In that sense, it can be said that it was the mass media themselves that gave the judges the method of adopting reports of suspected culprits as circumstantial evidence in trials. A terrifying structure in which "suspects" are made criminals has been completed here.
さらにいったん「犯人視」報道がはじまると、こんどは「集団主義報道」に転化する。一頭走れば1000頭走る。「ドッグレース取材」をしているからだFurthermore, once the “criminal” reporting begins, it turns into “collectivist reporting”. If one runs, 1000 run. It's because I'm doing a "dog race coverage"(『コイズミという時代The era of Koizumi (アストラ2004)』Satoshi Kamata)



*Українськаウクライナ語→Масако Овада (яп. 小 和 田雅子, нар. 9 грудня 1963) — дружина імператора Нарухіто, імператриця Японії. Є членом японської імператорської сім'ї з моменту заміжжя 9 червня 1993 року.
             「天皇」家に嫁いだM子さんの私事(プライバシー)    本多勝一
あなた自身なり連れあいなり姉妹なりに、仮りに「どうやら妊娠したかもしれない」ような、ごく初期の兆候があったとしよう。まだ断定できないようなその時期に、新聞や雑誌やテレビで、どかんと大きく無断で報道されたらどんな気分だろうか。
俺だったら、まず「全くの私事(プライバシー)を、何という無礼で下等で野蛮な情報商売の連中か」と怒るだろう。しかしそれ以上に、何らかの原因で流産その他の「無事ならざる事態」によって、安定した妊娠とならぬ場合がありうることを恐れ、そんな可能性が高い時期での大公開に非常な戸惑いと心配をするだろう。しかも大公開自体が妊娠に強いストレスを加えることを思えば、この心配は怒りに一層の拍車をかけるだろう。こうした感情は、社会的立場だの職業だのに関係なく、ごく一般的なものと考えられる。
M子さんという、ことし37歳になる女性が、六年ほど前に「天皇」家の長男と結婚した。先月(2000年12月)10日、全国紙のA新聞が、彼女の「懐妊の兆候」を一面トップ六段で白ぬき大ゴジの超大見出しとともに”特ダネ”として報じた。これを見たとき、まず脳裏をかすめたのは、何らかの不測の事態の予感だった。ジャーナリストとしては、こんなことを大ニュースにするセンスを軽蔑したが、それよりもM子さんの私事をこんなかたちで暴露して、名誉毀損・人権侵害を敢行した情報商売の従事者(記者やその上司)たちの、人間としての鈍感さに怒りを憶えた。このマスコミ人たち(ジャーナリストとは呼びたくない)の鈍感さは、”特ダネ”を報じたA紙に限らず、あとを追った他のマス・メディアも同罪だ。
*Беларускаяベラルーシ語→Нарухіта (яп.: 皇太子徳仁親王 Ко:тайсі Нарухіта Сіна:; нар. 23 лютага 1960, Токіа, Японія) — 126-ы імператар Японіі, старэйшы сын імператара Акіхіта, які адрокся ад прастола 30 красавіка 2019 года. Першы імператар Японіі, які нарадзіўся пасля Другой сусветнай вайны. Дэвіз праўлення — Рэйва.
そして、年末の12月30日、「不測の事態」の予感は的中し、M子さんは流産した。信州の実家にいて元旦のA紙(統合版)を見ると、390件の「報道姿勢を問う読者からの抗議や意見」が相次いだという。「懐妊の兆候」を”特ダネ”で報じたA紙としては、やはりうしろめたかったのであろう。編集局長が弁明に類する一文を発表して居る。その中に次のような言葉があった。(引用文中に挟んだ数字は後述のため。)
「母性の保護に配慮せず皇太子など夫妻のプライバシーに踏み込んだのではないか、という指摘です」「しかし、皇太子ご夫妻が公人中の公人であること①、皇家、とりわけ皇位継承にかかわる事柄は国民の重大な関心事であること②、さらに今回は慶事の兆しであることを考え、表現を抑制して③報道することを決断しました。社会的関心事について事実を早く正確に把握し、伝えていくことは報道機関の基本的な使命④です」
こんな弁解で納得する読者がどれだけいるだろうか。この一文自体が、A紙の編集最高責任者の低民度を証明している。日本の人権後進国・名誉毀損やり放題の未開社会ぶりをそのまま反映しただけのことかもしれないが。
①公人(こうじん)とは、公務員や議員などのように公務についている人を指す言葉である。対義語は私人A public figure is a person, such as a politician, celebrity, social media personality, or business leader, who has a certain social position within a certain scope and a significant influence and so is often widely of concern to the public, can benefit enormously from society, and is closely related to public interests in society②私人(しじん、private individual)は、公人の対義語で、公務員などの公の職業に従事する者を除いた者の総称とされるが、下記に述べるように明確に定義されていないEine Privatperson ist ein Antonyme eines Beamten und ein allgemeiner Begriff für Personen mit Ausnahme von Personen , die in öffentlichen Berufen tätig sind , wie z. B. Beamte , aber wie unten beschrieben nicht klar definiert.

①「公人中の公人」なら、どんな私事でも暴露していいのか。だから日本は野蛮国なのだ。(未開社会は必ずしも野蛮でないから、この表現は「真の野蛮国」と訂正しよう。)この点については『週刊金曜日』1999年12月17日号の「風速計」の拙文で書いたから再説しない<注>、天皇制という、何の必然性もないのに税金で皇族一家をまかなうばかりか、反動勢力に利用される制度に俺は一貫して反対しているが、それとM子さんの私事とは完全に別問題である。A紙の編集局長や社長は一種の公人ではないのか。ならば、反撃として同じような暴露をされても、文句は一切言えまい。(やっぱり反撃のためのメディアが必要だ。前記「風速計」参照。)
②何の必然性もない天皇制の「皇位継承」など、「国民」の一人たる俺にとって「重大な関心事」では全くない。こういう国民もかなりいるはずだが、あたかも全国民の「重大関心事」であるかのように書く鈍感さと思想的退廃と、事実に反する虚偽性・虚報。
③あれが表現を「抑制」した報道か。全国紙が一面トップ巨大活字でやって「抑制」とは、ばかばかしさに軽蔑以外の何の感情も起きない。
④これを言いだせば、「社会的関心事」だからといって私事や名誉毀損・人権侵害をやっている日本型の週刊誌・月刊誌・テレビ(ワイドショー)と異なるところはない。A紙も、ここまで落ちてしまった。(『週刊A』は、M子さん夫妻の受精行為が熊本のホテル宿泊中らしいことまで書いていたそうな。)

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